こ んどまた会えるねと言うから
ん 、と短く答えた
な ぐさめにもならない
こ とを言うのはやめよう
と もだちのまま
は なれてしまえば
今 までの言葉は全部なかったことになる
ま るで魔法だね
で きないことなど一つもないと
な んの確証もない確信で
か わした言葉を
っ き離して忘れられれば
た ぶん楽になれる

僕 ら似た者同士だったね
が らんどうの心を抱いて
あ いを探してた
な にもなかったから
た だの友達に戻れると君は思ってる
か らだなんて僕らには不要だった
ら ん雑に言葉を散らかして遊んでいたね
は なれていても一番近くにいた僕らの
な れ親しんださようなら
れ ん慕の果てに必ずあるもの
て ん国でまた会おう
ゆ く先は別の生き方だったから
く れてゆく空の下で手を大きく振る僕の幻を見た


オフコース『秋の気配』より




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