・みみかして・
記憶のための記録




【長らくお待たせ致しました】
ここまでお読みくださった皆様、アトガキからご覧になられる方も、ありがとうございます。
いぬみみ第7話、12年越しでお届けしました。
2ページ目までは、12年前に書いた物で、3ページ目以降は12年前のメモを元に、現在2014年に書き起こした物です。
人間、やれば出来る!(爆)

【記憶の地平】
これも過去作品(なんと22年前)に書いた作品に登場するある物をモチーフにした物で、その点で『北天』と似ています。山崎がむくれるのも仕方ないです(笑)

【薔薇が降る】
高瀬真臣、謎の多い男ですが、書いてる私には長いつきあいのキャラクターです。
そうです。22年前の作品から構想8年かけた分、更に登場するまでの2年分、計10歳も年をとって登場しました。
キャラ紹介に「30歳」と書いてますが、私が彼と最初に会った時(最初に書いた時)はまだ二十歳だったんです(笑)
いや、私も歳をとるわけだわ(爆)
薔薇が降るネタは12年前に設定していました。やっと書けたよ…(感涙)

【砂糖を舐める】
ラジオのおじいさん直伝のおまじないです。
それを高瀬もやるということは…?
この作品で深い意味を持ってますが、それを明かすのはまだまだまだまだ先です…orz

【前回の言い訳】
「今もうちょっと『書きたい気持ち』を温めようと思います」と書いて2年が経っちゃってます(苦笑)
どんだけ温めれば気が済むのかオノレ。

【今回の言い訳】
この先どうなるんでしょうねえ…え?判ってないのかって?
いつも言い訳してますが、キャラクターたちは皆、生きていて、今回の高瀬のように、歳もとってます。
なので、過去の出来事を掘り起こす感じで書いてます。…が、奴らは生きている証に、勝手な行動(プロットにない行動)を取るので、軌道修正に苦労してます…orz

あたたかい目で見守っていただければ嬉しいです。

2014.7.2







【2017年度版あとがき】
改めまして、こんにちは。こんばんは。おはようございます。
2014年に書いた第7話でしたが、読み直してみたら、重大なミスを犯していました(苦笑)。そのため、約1ページ分を加筆し(どんだけ追加してるんw)、ちょこっとしたところの修正も行いました。
本作品は『BAND-AID BRIDGE』と連動しているので、たまにBBを読まないと、話の辻褄が合わなくなってしまうのです。年表も作っていましたが、見落としがあって…「ここにコレ入れとかなアカンやん!」的な事故があったわけです、はい。申しわけございません。
諒介がたまに東京に来ていることを念頭に置いて、時間の流れを明らかにして、『BB』で不明瞭だった部分を明確にしたり、諒介が言えなかったことを今度こそ言えるような展開に流れるように、場面は断片的に浮かんでいてメモしているけど…基本的には奴らが好き勝手に動くのを記録するというスタイルは今も変わっていません(苦笑)
逆に言うと、彼らは変わっていない、ということで、帰って来てくれたことがとても嬉しかったです。書かせてくれてありがとうという気持ちも昔のまま、書くことが出来ました。続きも頑張りますので、よろしくお願いします。


佐倉蒼葉 2017.10.9