【御挨拶】 ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。 「いぬみみ」第二話、お届けしました。第一話の半分の長さですが、予定通り。 ………変態ぞろぞろ。いいんでしょうか。 【一浪一留しているけどね】 ラジ、山崎、野宮、空ちゃん。四人とも同い年。 しかし未だに双月堂でバイトしている野宮……おまえもか。 【宇宙の女刑事】 この物語はフィクションです。登場する特撮ヒーロー、ヒロインもすべて実際にテレビ放映されたものではありません……が、ここ(ラジオの初恋)では、『宇宙刑事シャイダー』のヒロイン、アニーをイメージしてます。 アニーは本当に可愛かった。主人公の沢村大よりアクション上手かったし。 『アニーよ銃を取れ』のイメージか、衣装はキュートなウエスタンスタイル。白いシャツにフリンジ付の革ベストとスカート、ウエスタンブーツ。マイクロミニのセクシーアクションに胸ときめかせた男性は多かった。ラジ……おまえもか。 【迷子の男の子】 『ホームワード』のひろし君です。 このエピソードは元々『ラジオノイズ』の続編を書くつもりでノートにメモしていたものを『ホームワード』の導入部として使用。ですから「この時のひろし君の気持ちを、ラジオの視点で書きたい」とずっと思っていて、今回やっと実現しました。実に三年越し。 【それぞれの事情ダイジェスト】 まだまだほんの一部に過ぎませんが。 ミオが時々思い出している声の主、祐朗さんとか。伊野さんがバツイチだとか。etc. 「いぬみみ」は特に大所帯ということで、第一話に着手した時点から「時間がかかる作品」と腹を括っています。最後までおつきあいいただければ嬉しいです。 ……いつになるかはわかりませんが。 2001.1.31 あらためましてここまでお読みくださった皆様、ありがとうございます。多謝です。 「いつになるかわかりませんが」と言って、なんと10年にもなるんですね。(愕然) この10年、いろいろありましたが、第1話のアトガキにも記した通り、構想に8年をかけて着手した作品であり、愛着もあるので、10年ひと昔を経ても、屁でもないと言うか。(苦笑) むしろまたご覧いただけることに大きな喜びを感じております。 最後まで書き上げることが出来るのか、「北天」の謎はラジオ同様、私にとっても大きな存在感を持っており、それを表現するにはまた何年もの月日を要するかもしれません。 この作品を書き上げることが出来たなら、私は書き手としての人生を終えてしまうかもしれません。それとも、成長してまた新たな物語を綴り始めるでしょうか。それさえも判らないのが今の正直な気持ちです。 拙い作品ではありますが、ありったけの愛を注いで書いてきました。それだけは、変わらないと断言できます。 続きが始まりましたら、またよろしくお願いします。彼らの生を、感じてください。 佐倉蒼葉 2011.5.9 |
この物語はフィクションであり、登場する人物・企業・団体等は実在しません |
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